三千枚アルバムを買った僕がおすすめするアルバム10選【現代音楽編】

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人間、豊かに生きるには音楽が欠かせません。しかし残念ながら今の音楽産業型社会では良質な音楽を見つけ出すのはとても難しいです。そこで今日は僕の人生で聞いた音楽の中からおすすめの10枚を紹介したいと思います。

15歳の時にCDを初めて買って、楽器を始めてそれから十数年間音楽にのめり込んできました。CD、レコード、iTunes Store、レンタルを合わせると3000枚ほどアルバムを買ったんではないでしょうか。様々な方向に行ってたまに戻ったりして、最終的に今は落ち着いたと思います。できるだけ偏見を無くして偏らないようにいろんなジャンルにまたがって書いたつもりです。

今回は昔のクラシックやジャズではなく、かつ解散、亡くなったアーティストではないという前提で現代音楽で選びました。全部顕在されてます。気に入ったら是非ライブに行ってみてください。

本当は誰にも教えたくないですよ、そりゃあ。笑 でもそういうことを書くのがインターネットだと思っているので。

 

1. OK Computer By Radiohead



(上はCD、下はアナログレコード)

おそらく僕はこのアルバムに出会ってしまったせいで良くも悪くも人生が変わってしまったんだと思う。
急速に発展する産業社会へのアンチテーゼ、逃避できぬ危機感を見事に表現した歌詞と、電子楽器等を用いた実験的音楽への挑戦は90年代までのギターロックから00年台の電子音楽・エレクトロニカの唯一の架け橋となっているアルバムだと思います。Max/MSPを用いた#1、一曲の中に四季があるような三部構成の#2、リスナーを混沌の世界へと追いやる#4、最後の一分間はこの世のものとは思えない#5、ピアノとのアンサンブルが美しい#6、グロッケンシュピールとともにリスナーを別世界へと追いやる#10、これを聞かなくて何を聞くんだという感じです。人生の全てが詰まっていると言っても過言ではないでしょう。つい先日なんとアメリカ議会図書館への所蔵が決まったそう。わりと全般ミニマリスト的概念の音楽です。聞かずに死ぬことは出来ません。

 

 

2. 辻井伸行自作集 By 辻井伸行

僕らは辻井伸行さんと同じ日本人に生まれたことをもっと誇りに思うべきです。特にこの自作集は彼の生き様が本当によく詰まっている。よく練られたコード進行、美しい流れの音符。これを目が不自由な状態で書いたというのが僕には本当に信じられない。天才としか思えない。特にコルトナの朝っていう曲があるんですが、僕はこれを最初に聞いたとき号泣してしまって30分位涙が止まらなかったんです。ヨーロッパのコンサートで披露した時もたくさんの人が涙を流して聞いていたそう。演奏した後スタンディングオベーションがしばらくの間止まらなかった。

 

 

3. Come Away With Me By Norah Jones



(上はCD、下はアナログレコード)

これはあまり説明はいらないと思いますが、ジャズの登竜門のアルバム。皆さん一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。休日の午後にコーヒーを飲み小説を読みながらこのアルバムを聞くととてもセレブになった気持ちになれるので是非やってみてください。

 

 

4. Piano Stories Best 88-08 By 久石譲

彼が世界で一番有名な日本人ミュージシャンなのではないでしょうか。彼の努力は本当に凄いと思う。毎日10時間ピアノを弾いて4時間は音楽探求をしているそう。しかも一日も欠かさず20年間近くですよ!?本当に人生を捧げたアルバム。そんな彼の渾身の作品を1枚のアルバムで聞けるってそんな幸せなこと無いじゃないですか。もっとこういう音楽を作っている人に有名になってほしいものです。個人的には人生のメリーゴーランド(ピアノソロ)が大好きです。毎回鳥肌が立ちます。

 

 

5. The Beatles(White Album) By The Beatles



(上はCD、下はアナログレコード)

多くの現代音楽家はこのアルバムから影響を受けていると思われます。というか現代音楽の全てがつまってんじゃないでしょうか。ビートルズの解説だけで飯を食っている人がたくさんいるので、レビューは僕が書くよりそういう方のを見たほうが良いでしょう。そしてポール・マッカートニーのライブに行けば結構披露してくれる。こんな凄いアーティストの曲がまだ生で聞けるって本当に信じられないことです。

 

 

6. Living Room Songs By Ólafur Arnalds



(上はCD、下はアナログレコード)

今、世界中のミュージシャンから注目されているポストクラシカルミュージシャン。このアルバムは彼の自宅のリビングで7日間連続で曲を作り、ネットに上げるという挑戦をして出来上がったアルバム。アイスランドという土地柄もよく現れていると思う。美しいの一言。消して毛嫌いしてしまうようなクラシックではなく、そっと枕元にいてくれるような優しい音楽です。ゆっくりと時間を過ごしたいときに聞きたい1枚。

 

 

7. Absolution By Muse

彼らはまさにライブバンド。コンスタントに全部のアルバムの一部の曲が有名なので一概にどれがいいと言い難いですが、一つ選べと言われたらこのアルバムかなと思います。ライブでの盛り上げ方は本当に天才。しばらくは中毒化してやばいと思う。これは音源よりライブに行ったほうがいいと思います。Youtubeとかでも見れますし。

 

 

8. Takk By Sigur Ros



(上はCD、下はアナログレコード)

音楽に究極の美化を求めるとこういうアルバムになるのだと思います。ボーカルのヨンシーは音楽に合わせて自分の作った言語で歌を歌うという天才。彼は声をまさに楽器として利用している。平和、そんな言葉がアルバムのいたるところから聞こえてきそうなアルバム。

 

 

9. Paraiso By Yogee New waves

最近の若手の日本のロックバンド。日本の若手バンドでは間違いなく飛び抜けて一番でしょう。しっかりと音楽の基板がついている。Hello Etiopiaはしばらくリピート再生してた。すごい、期待の新人という感じ。僕より若い。将来が楽しみだ。

 

 

10. Selected Ambient Works 85-92 By Aphex Twin



(上はCD、下はアナログレコード)

テクノ・アンビエント界の大御所。エイフェックス・ツインと読みます。まずこのアルバムはいろいろな手がかりが見つかる地図のようなものだと思います。デジタルリマスターもされたのでこの機会に一度聞いてみることをおすすめします。

 

 

十数年かけましたが、文章にしてしまうと非常に短いですね。(笑)
それなりに聴き応えはあると思います。全部百回千回聞いても飽きないと思うので、是非聞いてみてください。

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4 thoughts on “三千枚アルバムを買った僕がおすすめするアルバム10選【現代音楽編】

  • 3、000枚の中から選ばれた10枚!
    貴重な情報ありがとうございます。 
    2枚持っていました。+2枚聴きました。 あと、6枚聴いてみます。 
    私は、1,000枚ぐらいしか聴いてないです。偏ってます。  
    ITOさんのいろいろな経験が、音楽に反映されると思います。楽しみです。
    また、いろいろ教えてください。

    • こんにちは!
      2枚も持ってらっしゃったんですね!嬉しいです。
      もちろん枚数が多ければ良いという話でもないと思いますが、このアルバムには僕の人生の岐路が詰まっていると思います。もし気に入ったのがあったらおすすめを教えるので教えてください。

  • 良いアルバムばかりですね!
    最近ミニマリストのつながりからここにたどり着きましたが
    考え方などとても良い刺激を頂いてます。
    ありがとうございます!

    • こんな記事が役に立てるなんて嬉しい限りです。
      思ったことを心を込めて書いてるつもりなので、何か共有できるものがアレばいいなと思います!

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