最高音質のヘッドホンを論理的に決める

お金の制限などをすべて取っ払った状態で果たしてこの世で一番音が良いヘッドホンとはいったいどれなのか。ネットで調べると最強、最高音質、高級、最高峰とかいろいろなワードが出てきますが、みんな結構違う意見だったりします。

なぜ皆、最高音質のヘッドホンに辿りつけないのか?
それはおそらく主観的にいい音とか好みじゃない音とか判断してるからだと思いました。なので僕は主観的ではなく論理的に調べて最高のヘッドホンを選んでみることにしました。

まず、そもそも音がいいってなんだ?

いい音とは低音から高音までしっかりと聞こえることが基準になるでしょう。ヘッドホンによっては人間の耳にはかすかにしか聞こえない音は削りとって作られているものもあります。(どうせ殆ど聞こえないから排除して作っていいよね?という理論)しかし、これでは本当に良い音で聞くことは出来ません。国に例えるとホームレスの国民を無視しているようなものです。すべての国民をカバーしないと意味がありません。

そうなるとキーとなるのが周波数帯です。人間の耳に聞こえる周波数(可聴周波数)はおおむね20Hzー20000Hzといわれています。よってこの周波数帯をしっかりとカバーしていて、なおかつそれ以上の周波数もカバーしているものが第一条件となるでしょう。(音の余韻などは人間の耳では理論上聞き取れない周波数であっても感じることができる)最近ではハイレゾ音源対応と謳っているのがそれです。

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↑人間に聞こえる一番低い音から一番高い音

 

次に端子について。ヘッドホン端子を挿すということは挿した時点で音はアナログに変換されているということになります。

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わかりやすく言うと、CDや音源を創るときにはプロデューサーが手描きの文字をパソコンに打ち込むという作業をしています。

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逆に音楽を聞くときは音楽プレイヤーがそのパソコンの文字をみて手書きに書き換える作業をしています。

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つまり手書きをする時点で、その人が文字書くのが上手いか下手かで文字の見やすさは全然変わってしまいます。

ヘッドホンも同じで、端子に挿した時点で音は劣化しまいます。それを防ぐには文字を書道家に書いてもらうみたいにオーディオインターフェースやヘッドホンアンプを買って、そいつを通して変換してもらうしかありません。しかしiPhoneで聞くこともあればMacで聞くこともあるし、あるいはラジオをきくときだってある。その度にそれぞれアンプやインターフェイスを買うのはバカバカしいです。

つまり理想はヘッドホンの端子をデジタルデバイスに直接指して聞くことが一番”音質が良い”ということになるでしょう。

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こうすればヘッドホンまでデジタル信号で送れてヘッドホンがそれをアナログにすればいいですから。そうすれば何もいりません。

 

以上のことから最高音質のヘッドホンとは

・ハイレゾ対応(最低でも20Hz〜20000Hz以上発揮してくれる)
・デジタルの信号をそのままヘッドホン側に受信させ、ヘッドホンのなかでアナログ化できるもの

であるという結論になりました。

さて、この2つの条件を満たすヘッドホンを探してみました。すると面白いことにこんなに世の中にヘッドホンがあふれているのに該当するヘッドホンはこの世に一つしかありませんでした。

 

MDR-1ADACのみでした。

こいつの周波数のカバー領域はなんと4Hz-40,000Hzです。信じられません。人間にほとんど聞こえない音も全てカバーしています。

条件を突き詰めて考えると満たすヘッドホンは一つしかないという。やはり広告をいくら出してもモノの本質の良し悪しはごまかすことはできません。
こいつのポイントはDAC(デジタルオーディオコンバーター)。先程述べたパソコンの文字を見てそれを手書きの文字に書き換える仕事をしている人。それがヘッドホンの内部に搭載されています。なのでiPhoneで聞くときはLightningコネクタに挿して、Macで聞くときはUSBポートに挿す。(もちろんAndroid、windowsでも、普通のイヤホン端子でも可)これにより最高級の音を体験できるわけです。

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他のヘッドホンをいくら聴き比べたところで良い音の本質である、可聴周波数、DAC機能が満たされていませんから、理論的な見解に基づく最高音質のヘッドホンはこれだと思います。

値段も安いとはいいませんが、お小遣いをがんばって貯めれば庶民でも手が届く値段です。3万円でこの世で一番いい音を体験できるわけですから。ぜひ。

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