これ一つでキャンプができる「ヘネシーハンモック」

 

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超軽量で少ない荷物でキャンプや旅行したいとき、一番に悩まされるのは寝床です。夏には夏用の寝袋、冬には冬用の寝袋、さらにはマットやテント・・・

考えるとキリが無くなってしまいます。


僕もいろいろと試行錯誤を繰り返しました。一般的にキャンプの場合、

寝袋+テント+マット+ビニールシート

がどんなに頑張って少なくしても必要になると言われています。しかし、寝袋とマットだけでかなりの体積を取ってしまうし、寝袋を2個も3個も所有したくないし、マットは簡易的なものになってしまうので熟睡できないし、枕も欲しくなります。

うーん、ここでだいたいのひとが行き詰まります。

 

これらの問題を全て解決してくれる最強ツールがあります。その名も「ヘネシーハンモック」

こいつは

テントとハンモックと椅子とシェルターが一緒になっています。

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つまり夏には寝袋もいらないし、オールシーズンマットもテントも折りたたみ椅子もタープも必要ありません。

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これのすごいところは床を選ばないところ。床に触れていないから川の上だろうが、冷たいコンクリートの上だろうが関係ないんです。

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なので夏は最強に荷物が少なくなります。これ一つあれば寝れるので。

 

そしてなんとこいつ蚊帳が付いてます。


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なので蚊が多い森のなかやマラリアの発生するアフリカでも安心して寝ることができます。

 

そして折りたたむとiPadと同じくらいの大きさになります。

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(↑iPad持ってないのでiPhoneと比較)

重さもiPadと同じくらい。

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家の中だったら屋根を取り外して、クローゼットの柱とカーテンレールとか、ベランダの手すりとか頑丈なところに結びつければ使えます。

シーツを取り替える必要もなし、濡れた布でささっと拭けば終わり。
ベットや布団みたいにカビ臭くなったりしないし、干したりする必要もなし。そして出かけたいときはぱぱっと紐をほどいてバックに入れればオッケー。

発展途上国に旅行する場合は上のルーフをベットに敷けば南京虫対策に、ハンモックをベットに敷けば蚊対策に、ベットに直接敷けばシーツ代わりになります。

使い方はこんな感じ

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まず僕はアタッチメントのスネークスキンを使っています。ベルトとハンモックが付属品。

 

まず、このベルトを木に巻きつけて、紐を通す。

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反対側も同じように木に巻き付けて紐を結ぶ

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あとはカバーをシュルリと剥く

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上手く整えて、

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ルーフ部分に出てる紐を近くの木に結んで

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完成です

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2分位でできます。

 

ルーフはなくてもオッケー

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ちなみにルーフの先端に

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これを取り付けられるようになっていて雨が降った時に水をペットボトルやウォーターボトルに貯めることが出来ます。
そしてこのウォーターボトルに浄水器を組み合わせればしばらくは水に困りません。

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また寒冷地でサバイバルする用にスーパーシェルターもあります。

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これは北欧とか本当に寒くて風が強いとろこだと、ハンモックの下の部分が吹きさらしになってしまい、温度を奪ってしまうので、それを避けるための道具です。場所によっては必要でしょう。
僕は北海道で使用しました。体感的には温度が氷点下か一桁の時にはないと結構つらいと思います。

 

また木がない時ですが、近くの岩や硬いものににロッククライミングナッツを取り付けてそこに紐を通してやれば使用できます。
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おそらくこれが世界一小さい荷物で最も心地よい寝床を得る方法かと思います。

小さい荷物で旅したい、生活したいと思っている方は是非やってみてください。