速乾タオルではなくシュマグを持つべき10の理由

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僕はシュマグ(アラブスカーフ)を愛用しています。理由は速乾タオル(セームタオル)よりも遥かに使いやすくて用途が広いからです。

面白いことに旅慣れていない人に限って速乾タオルを使っています。本当に旅慣れた外国人はみんなシュマグを使っていました。

体拭く作業って人間誕生してからずっとある話で、それをここ数年で出来た化学繊維のもので代用しようとしても無理があります。
貧しい国に住んでいる人達は速乾タオルをもっていません。ではどうしているか。貧しい国の人が映ってる写真を少し思い浮かべてみて下さい。頭とか首周りになにか巻いてませんか?

それがシュマグです。今日食べるモノにも困っている人々が唯一身につけているものなんです。それほど万能で重要で一生使えるものです。

 

そんな僕が思う速乾タオルよりシュマグにするべき10の理由

1.バスタオルの代わりになる

だいたいのシュマグが130cm四方なので広げるとバスタオルと同じくらいの大きさになります。なのでいつもと同じ要領でたくさんの面積を使って体が拭けます。そして肌触りがバスタオルに近い。硬くないので滑らせて拭けるので最高です。

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2.比べ物にならない速乾性と耐久性

僕の感覚だと速乾タオルの1.5倍から2倍は早く乾きます。もう乾いたの!?って思うと思います。旅先では洗濯物をシュマグに挟んでおくとすぐに乾きます。そして速乾タオルはだいたい一年くらい使うとボロボロになって使えなくなってしまうのですが、シュマグだと10年20年は余裕で使えます。

 

3.マフラーになる

空気を沢山保てる構造になっているのでふかふかの暖かいマフラーになります。長さも十分なので極寒の地でもへっちゃらです。

 

4.マスクになる

よく砂漠地帯の人はこれをマスクにしています。あと東南アジアとかだと排気ガスがひどいので絶対にこれをマスクにした方がいいです。実際フィリピンにいた時、友人が肺炎になりました。

 

5.緊急浄化装置として使える

地震とかで飲める水がない時にシュマグを袋状にして濾すと有害物質はほとんど除去できて、飲める状態になると言われています。実際、泥水しかない地域に住んでる人がよくやっています。あまりおすすめ出来る方法ではないのであくまで緊急用。

 

6.トートバックに早変わり

もともと大きくて丈夫なので巾着袋の要領で使うことが出来ます。何か入れるものがないときにとても便利です。あと高いカメラとか持ってる時とかにちょっと隠すのに便利です。

 

7.ブランケットになる

ちょっと寒い時にひざ掛けにしたり、足の下にひいたり。便利すぎます。
僕は一度真冬の山奥で道に迷ってしまって野宿したのですが、その時にこれで足をグルグル巻きにして凍傷を逃れました。笑

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8.アイマスクになる

どんなアイマスクよりも長持ちして、どんなアイマスクよりも強力です。ホント真っ暗になります。三角形に折ってハチマキの要領で使います。

 

9.帽子になる

実は本当に日差しが強い地域では市販の帽子はまったく役に立ちません。紫外線が強すぎて。
なので、現地の人々はシュマグを頭に巻きます。布が何重にもなっているので日光を完璧に遮ってくれます。

 

10.ネックピローになる

飛行機やバスに長時間乗るときに首に巻く枕(ネックピロー)の代わりを果たします。巻くのにちょっとコツがいりますが、自分が心地良い姿勢になる巻き方を見つければ結構快適に過ごせます。ネックピローかさばるので僕はこれで十分。

 

どうでしょうか
バスタオル、マフラー、マスク、トートバック、ブランケット、アイマスク、帽子がこれ1枚に!そして極寒の地でも熱帯の地でも自分を守ってくれる。これこそ最強のミニマリストガジェットではないでしょうか。僕はもう手放せなくなってしまいました。特に旅行とか出張に行く人がいたらどんなものを忘れてもこれだけ持っていけば大丈夫です。

できればパキスタン・インド地域で手作りされている、本物のシュマグを買うことをおすすめします。よく量販店とか通販だとパチもんのプラスチック製のがあるのでご注意を。

Amazonで売っているシュマグの中で、本物のパキスタン・インド地域製シュマグは以下の2つくらいだと思います。(他にもし見つけたら、DMください

コンドル アウトドア タクティカルギア シュマグ
[ロスコ] ストール 米軍 メンズ

色と若干の大きさの違いだけなので、好きな方でいいと思います。
あとめっちゃ色落ちします!!まあ、それは手作りという証拠なので・・機械ではなく手洗いが必須です。