日本ではミニマリストがブームになっていて、流行語大賞にまでノミネートされているみたいですね。必要最小限だけ物を持とう。最近は何度も聞く言葉です。
しかし本当に自分の所有しているモノを最小限にしただけで幸せになることが出来るのでしょうか。
最近はたくさんの方がこのサイトに訪れてきてくれています。テレビや雑誌での特集も多くなってきているようですが、そういった特集を見ていて、なんか違うなというか人々が混同しているなと思うのが、ミニマリストにはまった違うタイプの2つの人間がいるということ。
それはちゃんと考えられるミニマリストとまったく考えられないミニマリスト。
例えばミニマリストになって部屋にテレビ以外無い状態にしたとしても、朝から晩までテレビを見ていたらそれはどうなの?っていう話になるし、たとえMacとiPhoneだけが自分の部屋にあったとしても、それでずっとTwitterを眺めていたら、なんだか昔の生活のほうがいいんじゃないの?って思ってしまいます。
つまりモノを少なくするっていう行為は、モノに苛まれて停止させられていた思考をだんだんと知識に変えて復活させていく作業なんじゃないかなというふうに思います。
そのためには一つのモノにはしっかりとこだわらなくちゃいけないし、そう簡単に一日でできるものではないと思いますが、それを考えないとモノを手放しても「じゃあ、この後どうすればいいんだ」となっていつまでも思考が固まったままになってしまい、そのパラドックスから抜け出せなくなってしまいます。
意外に答えは簡単でもっと知識を増やしたり、感性を鋭くさせたりすればいいだけなんですが、その情報はわりとネットに載っていないことが多いと思います。ほとんどの場合は本とか旅とか人との会話とか偶然の出会いとかそこらへんです。
つまりこれらの行為をどんどん増やしていかないと、いくらモノを減らしても本質はまったく変わりませんし、幸せになれないと思います。
総合して言うならば考えられるミニマリストというか、アーティスティックなミニマリストになることが、一番効率的であり、幸福感がますミニマリストなのかなと。
あくまで僕の持論ですが。
はじめまして!はじめてコメントします。
前からブログのファンで、楽しく読ませてもらってました!ブログのデザインがスタイリッシュで好きです!
今回の内容、すごく共感しました。
モノを減らして、その空いた時間になにを入れるか。そこが重要ですよね!そこに一人一人の創造性が表れますよね!
これからも同じみミニマリストとして楽しみにしてます!
こんにちは、返信遅くなりまして、すみません。
まだ見てくれているでしょうか・・・?
ありがとうございます。大勢にわかっていただくよりも1人の共感のほうが、僕にとっては嬉しいです。
いま、いろいろ考えを練っているので、随時書いていきたいです。
これからは創造性が割りとモノを言う時代に突入するのではないかなと思っています。そういったことをこれからも書いていきたいですね!
>そのためには一つのモノにはしっかりとこだわらなくちゃいけないし、そう簡単に一日でできるものではないと思いますが、
>それを考えないとモノを手放しても「じゃあ、この後どうすればいいんだ」となっていつまでも思考が固まったままになってしまい、そのパラドックスから抜け出せなくなってしまいます。
仰る通り過ぎて身に沁みます。自省するとともに単にモノを極限まで捨てる人みたいな誤解されるのは嫌ですね。「~は捨てないんだなw」とかの揶揄される原因にもなるし。
そうなんですよ、最近のテレビとかもダタモノを捨てる人間みたいな冷やかしがあるのが、個人的にはすごく残念です。
こんにちは! 大変含蓄のあるコラムだと思いました。多くのミニマリストは、心身ともに自由になるため、最低限のモノで暮らすという生き方を選択するのだと思います。ところが、確かにモノを捨てること自体が目的になってしまうと、かえって行動が制約されてしまいますね。そうなると自由どころか、かえってモノに縛られる人生になってしまうかもしれません。目的と手段を混同してしまわないように気をつけたいと思いました。
ありがとうございます。
どこかの本で「天才と犯罪者は紙一重だ」って書いてあったのを思い出しました。
世の中というのは不思議なものです。
はじめまして。
断捨離ブームやミニマリズムブームを、
無闇にブームにのる事も、捨てたい欲に駆られ続ける事も、それ自体が欲だし、根本的にその思想に反しているのでは、、、と
ぬるーい目で見ていたのですが、
ふとした事から見つけたこのブログだけは何かが違って本当に楽しみに読ませていただいています。
写真も素敵で、心が洗われます。
私はミニマリストには程遠い、なかなか手放せない欲しがり屋さんですが
それは性格の問題だけではなく、前記したような、断捨離ブームに対する漠然としつつも強力な不信感を伴った抵抗に依るところもおおきく、、、。
そう、まさに、この回で書かれている事がひっかかっていたんですね。
この回を読んだ事でその不信感がすーっとなくなりました。
私も一歩前に進めそうです。
コメントありがとうございます。
そんなに褒めちぎっていただいて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
本質って足元に転がっているけど、なかなか拾いにくいものだと思うんです。
そして僕はその”引っ掛かり”をとるためにこのサイトを運営し続けているようなものです。
これからも見続けてくれることが、僕からの願いです。
追伸:僕は返信が遅いということで周りで有名なんです。
そしてこれからも一生変わらないと思うので、もしまだ見てくださっていて、この遅さの返信でも良かったら、これからも気軽にコメントしてくださいね。
koutaさん
お返事戴けるだけで凄く嬉しいのに、、優しいお言葉(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)੭✧ありがとうございます。
久し振りに更新されていて、楽しく読ませていただきました。
これからも楽しみさせていただきます(*´ω`*)