極論、ミニマリスト関係の本はこれさえ読めば良い

断捨離ブームが起きて以降、様々な出版社からミニマリズム関係の本が出ています。僕も今まで40冊位は読んだのではないでしょうか(洋書含む)。

その中でも革命的な本は、僕の考えだとドミニック・ローホーさんではないかと思っています。

しかしドミニック・ローホーさん自身も本をめちゃくちゃたくさん出していて、一体どれがいいんだ!?となりました。なので僕は全部読みました。それで最も良かったのは

原題が「L’Art De La Simplicite
フランス語で「シンプルに生きる」
dominique book

という本です。この本が僕の全てを変えてくれました。

もしフランス語が堪能な方がいらっしゃったら原作を読むことを強くおすすめします。これはヨーロッパで大ヒットしました。フランス語以外にもスペイン語とか様々な言語に訳されています。(面白いことに英語圏の国の文化とは正反対の考え方なので、英語に翻訳されていない!)
そしてこの本ですが日本語訳の本が出ています。ページ数が多いので日本では三冊に分冊されて発行されています。

 

第一章 la maison「物を持たないくらい暮らし」(直訳“家”)


第二章 le corps「美しいからだをつくる」(直訳“体”)


第三章 le mental「ストレスからの開放」(直訳“心”)


もともと一冊のものなので通して読むことをおすすめします。僕はこの三冊を要らない表紙とか剥がして上の写真のように一冊に繋げていつでも見れるように持ち歩いています。なんというか1回読んだら終わる本じゃなくて、何十回も読める本です。

第一章では、ミニマリストとは何か、そうなるメリット、上手なモノとの付き合い方、減らし方、買い方、管理の仕方が細かく書いてあります。

第二章では、体の手入れの仕方(髪の手入れ、ブラッシング、ボディケア)、睡眠のケア、スキンケアの方法、シンプルエクササイズの仕方、食生活の管理の仕方等がわかりやすく書いてあります。

第三章では、ストレスとの付き合い方、メンタルの管理の仕方、瞑想のすすめ、人との上手で自由でシンプルな付き合い方、僕らが他人にしてあげられることとは何か、自分自身の磨き方等が詳細に書いてあります。

人生に必要な全てのことがここに書いてあるのではないかと思います。人ってこれほどシンプルに生きれて、それだけで人生がこんなにも充実するんだなと思いました。そして僕ら先進国の人間はどれだけ過剰なモノに溢れ、人生を無駄にしているのかがわかりました。
個人的にはこの本を全世界の人が読めば世界が平和になるんじゃないかと思うほどです。ほんとにノーベル賞とかあげていいんじゃないかと思います。それ位、素晴らしい本なので是非読んでみてください。

 

<追記>
2017.3.9.
記事を書いてから二年、このページから数百人の人がこの本を買っていただいたようです。おかげで絶版になってしまいました。笑
しかしその一方で朗報があり、上記の三冊が一冊になったものが、Kindle版と文庫本で出版になりました。画はないですが、それでもいいという方はこちらをチェックしてみてください。

◎幻冬舎さんへ◎
増版をしてみてはいかがでしょうか?