Kindleと図書館の組み合わて本棚のいらない読書を

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ほしい本は何でも手に入るこの時代、僕はあえて図書館を見直すべきだと思っています。
何百冊も家に本がある人に会うと、この人はなぜ図書館を使わないんだろうといつも不思議に思います。
もし日本に住んでいるのなら、全ての市町村に図書館があって、なおかつ大量の本がしっかりと置いてある国なんて、世界に数えるくらいしかありません。

僕は今フィリピンに滞在しているのですが、kindleに売っていない本は読むことが出来ません。郵便も存在しないので諦めるしか無いです。本当に図書館の良さを再認識しています。全国民無料で、冷暖房が付いていて、Wifiがあって、机と椅子があって、場所によっては駅前も返却ボックスがある。利用しない手はないでしょう。

しかし、足を運ぶのがめんどくさいこともあるし、図書館にない本もたくさんあります。そこで僕はkindle端末+図書館+本一冊という法則を使えば最高の読書ライフが送れるのではないかと思っています。

やり方ですが、まずKindleストアで買える本はkindleで読みます。紙の本がうちに溜まることもないのでこれが最優先。

そして買えない本は図書館で借ります。僕の感覚だと2・3冊に一冊はkindleストアでは買えません。このバランスがとても好きで、ちょうどいい感覚で図書館に足を運べる。気分転換にもちょうど良いです。

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そして、Kindleストアにもなくて、図書館にもない本は買う。だけど手元に持つ本は一冊だけと決める。

読み終わった本は「読み終わった本」でしかありません。本というのは集めるものではなく頭のなかにいれるものです。たとえ本自体を手元から手放しても一度読んだものは意外と頭のなかに入っていると思います。

僕は本当に良いと思った本は文章をピックアップして手帳に読書帳として書き写しています。この方法は非常にお勧めです。読み返したい所を効率的に読み返せるし、手放すときにも後悔しません。

 

そして、もう一つの問題はキンドルの種類ですが・・・

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現在Kindleは三種類発売されています。Kindle, Kindle Paperwhite, Kindle Vogyageです。30日間返金保証があるので三機種とも買って使い比べてみました。

結果一番良かったのはKindleでした。とても不思議でした。こういった製品の場合一番高いのが一番良いのかなと思ったんですが、使い心地等を比べたら一番スタンダードなkindleが良かったです。

理由ですが、

・kindleは本を読むことにしか絶対に使わない。なのでiPhoneのような多機能性は必要ない。そうなると求められるのは本さえ読めればいいということ。端末にはただ本になって欲しい。そうなるとバックライトもいらないし、余計はボタンもいらない。そして何より一番軽量でスリム。

・バックライトなしのKindleで本を読む場合、紙の本と同じように夜は読書灯を灯して読んで、眠くなったら読書灯を消して寝ることになります。この紙の本と同じ行為で読めるのが好き。たしかにバックライトは便利だと思ったけど、なんだか本の良さがなくなってしまうと思った。

ということで、一番安いモデルがおすすめです。

この法則でいけば欲しい本は全て読めますし、家に本が溜まることも絶対にありません。

そして今、家の本棚に眠っている本は絶対に一生読みません。最後に本棚に入っている本を読んだのはいつか思い出そうと思っても思い出せない場合がほとんどじゃないでしょうか。半畳ほどのスペースをとって読みもしない本を置いておいても意味がないと思うので、思い切って本棚ごと売ってしまうのが良いと思います。もし本当にもう一度読みたかったら図書館に行けばいいです。