昔から有名な、アフリカに行った二人の靴のセールスマンの話があります。彼らはアフリカで靴が売れる見込みがあるかどうか調べ本部に報告し、一人は「誰も靴を履いていない、引き上げよう」といったのに対しもう一人は「誰も靴を履いていない、最高のビジネスチャンスだ」 と言ったそうです。
これ、もしミニマリストならどうなるのでしょうか?笑 どっちに入るでしょうか。履かなくて良いのだったらそれで良いですか、今の社会ではかなり難しいでしょう。でもミニマリストならばできるだけ足に負担がなく、履き心地よいものを選びたいです。
最新型のランニングシューズを履いても、無駄な加工が多くギプスのように足に負担がかかりますし、タコや痛みが出てしまいます。しかし履くのが楽な一般的なサンダルの場合、今度は走るのが難しいです。すぐ脱げてしまいます。
何か良い解決策はないかと思っていろいろ調べたんですが、ずっと同じ悩みを抱えていたアメリカ人のミニマリストが作った最強の履物がありました。
彼がメキシコに行った時に、走りが得意な民族に出会ったそうで、彼らは自分たちでオリジナルのサンダルをタイヤから作ってとても心地よさそうに走っていたそうです。それを実際に履いた彼はあまりの履きやすさに感動し、その作り方を習得して商品化したという最強の履物があります。
それが、このルナサンダル(LUNA SANDALS)です。
基本的な構造はベースのサンダルに長い一本の紐をうまくつないでいる形。それをもっと履きやすいように少し改造された形です。
履くと分かるのですが、大地を歩く感触が伝わってきて、足に全く負担がかからない不思議なサンダル。靴よりも間違いなくこの世で一番履きやすい履物だと思います。
僕は盗まれてしまったのですが、たまたま会った方が全く同じモデルを履いていたので、写真を撮らせていただきました。
あり得ないくらい薄くて、非常に軽いです。
紐を倒すとこのくらい薄くなるので、荷物がかさばる心配もありません。
2年位使っても壊れることはないようです。靴裏はこんな感じで大地と一体化できるように作られています。
完全に自分の足の形にフィットできるように、紐は調整できます。
これまたLUNA SANDALSもいっぱいあるのですが、やはり一番良いのはこのベナードエムジーティーというモデル。一番ミニマムなモデルです。
このような商品は「barefoot shoes(裸足の靴)」と外国では呼ばれていて、いろいろな会社から出ているのですが、LUNA SANDALSが元祖というか発明者なので、これに敵うものはありません。
僕の友人はこれでフルマラソンを完走しました。それくらい履きやすいし、歩きやすいし、走りやすい。一生に一度は試してみる価値はあると思います。